ホップ毬花の機能性

ホップはビールの原料として有名なハーブ。昔は腐敗が早く輸送に耐えられないものでした。その後製法の試行錯誤でホップの花の強い防腐作用によって、輸送が可能となり、世界に広く普及しています。

防腐作用 

主な成分はキサントフモールやフムロン、8・プレニルナリンゲニンで、どれも生理機能を期待できる成分です。ホップから得られたプレニル化フラボオイドは、新生物、骨粗鬆症、閉経後のほてり、消化器系の問題、神経痛、歯痛、緊張型頭痛、耳痛など、多くの病気に対するさまざまの生物活性を持っていると言われ、2007年に、欧州医薬品庁のハーブ医薬品委員会は、不眠症と精神的ストレスの症状の穏やかな治療のための従来の薬でのキサントフモールの使用を報告しました。

さらに、ホップによる睡眠障害、不安、およびその他のいくつかの疾患の治療は、ドイツの委員会および植物療法に関する欧州科学協同組合によって承認されています。

 

現代のクラフトビールブームで人気の「IPA(インディア・ベール・エール)」は、ホップを大量に使用して醸造されたビールの総称

抗菌作用

ホップ毬花に着目した女性のためのサプリメント

ホップは、元来強い苦みのため日常の食生活で接種することは容易ではありません。しかし、本商品「ememari」は、薬品や農薬などの成型のための添加物(乳糖やデキストリンなど)、アレルギーの恐れのある賦形剤を使用せずにタブレット化することに成功しました。具体的には、米麴(あめこうじ:秋田県産)を賦形剤として添加することにより、ホップ成分の吸収性を高める作用が認められています。安心して毎日摂取できる商品です。



研究報告
機能性論文